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『アート × 建築 × 震災後』1〜8 彦坂尚嘉と大木裕之と五十嵐太郎鼎談 [状況と変動]

2011年6月25日 (土) 東京吉祥寺の Art Center Ongoingにて映像作家の大木裕之氏主催『うちんこ!』展での彦坂尚嘉氏と大木裕之氏と五十嵐太郎氏とのシンポジウム。テーマは『アート × 建築 × 震災後』。撮影:中川晋介

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2 五十嵐太郎の被災経験。


3 大木裕之が東大建築科の卒業制作でつくった「松前君シリーズ」。建築家 槇文彦にこれは建築ではないと否定されて話。大木裕之は総合的な事をやりたいという。1990年代くらいから、そして2000年だいから建築的なものが美術界で増えた。


4 昔の左翼とは全く違う今日の原発反対運動。さらに素人の乱、秋の乱などの話。原発労働者の支援の話。松前君シリーズの昭和天皇の崩御。五十嵐太郎の卒業設計である東京湾に原子力発電所。大木さんの菅直人映画。


5 五十嵐太郎の原発に対する思い。サブカルチャーの予言の実現を語る彦坂。NHKのドキュメンタリーによる日本に原発を建設するアメリカの謀略工作。


6 石上純也の建築の話。束芋のベニスビエンナーレ。ホイットニー美術館での20世紀美術の回顧展での原爆以後の変貌の話。1991年に村上隆とともに大木裕之、五十嵐太郎が出現した。


7 女川町でのビルの転倒をモニュメントとして残すべきだ。情報化社会での情報による汚染と、記憶の喪失、精神の破壊が問題。リテラシー革命が、問答無用に人を殺して行くという話。


8 若い人が、3.11以降にアートを制作出来なくなったという問題。



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コメント 1

たっぷ

面白く見させていただきました。
3・11以降日本が変わるところがあるとすれば、みんな率直に議論しようということではないでしょうか。
原子力村があれだけ批判されていたのに、またもう新たな村が出来つつあるように見える。
あれは日本の国民性で、あらゆる業界でみられる状況ではないでしょうか。
バカと思われても、生意気と言われても、コギャルがおやじにタメグチ叩くように、率直に意思表明をする。
それが大事なのでは。

by たっぷ (2012-03-25 18:33) 

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